2022/09/13(火)
足のむくみの原因は何? -筋肉、関節編-
カテゴリー:その他、筋肉関節以外の症状, メンテナンス
こんにちは!
渋谷区初台、幡ヶ谷近郊で腰痛に特化!KOSカイロプラクティック
院長の小杉です。
今回は足のむくみの原因についてのお話です。
足のむくみの原因は色々ありますが
今回は内臓や血管、血液による原因は省き
比較的、手軽にセルフケアでも対処が可能な
筋肉、関節による原因について
いくつか取り上げて解説していきます。
まず、足のむくみが何故起こるかというと
静脈の血流が停滞する事で
毛細血管の隙間から血液の液体成分がにじみ出る(滲出する)事によって起こります。
心臓から足に向かう動脈では心臓の動力が十分あり
尚且つ重力の力を借りる事が出来るので
血流が停滞しにくいですが
足から心臓に向かう静脈では
心臓の動力が不十分で
尚且つ重力に逆らわなければならない為
血流が停滞し易くなります。
そこで機能するのが、ふくらはぎの筋肉の動きです。
ふくらはぎの動きが第二の心臓として補助ポンプとなり
足の静脈の血流が正常に流れるように機能します。
これをミルキングアクションといいます。
つまり、足のむくみの原因は
日常生活の中で、ふくらはぎの動きがあまり無い事や
ふくらはぎの筋肉が緊張、短縮して固くなり
補助ポンプとして上手く機能していない事が挙げられます。
そして、ふくらはぎの緊張、短縮は
足首の関節の動きの低下との相互作用があるので
足首の固さ、特に足を甲側に曲げる動き(背屈)の固さも
足のむくみの原因として挙げられます。
それから、足の静脈の血流が体幹に戻る時に詰まり易い場所があります。
それが鼠径部です。
特に股関節が曲がった状態(屈曲位)と
股関節が内側に捻じれた状態(内旋位)で
足から体幹に戻る静脈の血流を圧迫して停滞し易くなります。
これらの原因箇所を改善する事が
足のむくみの改善に繋がります。
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小杉