2023/07/12(水)
足底筋膜、下腿筋膜の弓の弦と踵骨の矢 -アナトミー・トレイン SBL-
こんにちは!
渋谷区初台、幡ヶ谷近郊で腰痛に特化!KOSカイロプラクティック
院長の小杉です。
今回はアナトミー・トレイン、SBLの足底筋膜と下腿(後側)の筋膜のお話です。
足底筋膜とは足裏の筋膜で
下腿(後側)の筋膜とはアキレス腱、ふくらはぎの筋膜です。
この部分を横から見てみるとLの字をしています。
このLの字は前方には踏ん張りが効きやすく
後方には踏ん張りが効きにくいです。
その為、多くの場合、人間は必要以上に前傾姿勢になりながら
足の前方で踏ん張っています。
さてこの事を踏まえて頂いて
足底筋膜と下腿筋膜のテンションのお話をしていきます。
足底筋膜の短縮、下腿筋膜の短縮によって
踵の骨、踵骨にテンションが掛かり
踵骨は前方、上方に押し出されます。
例えるならば足底筋膜、下腿筋膜の弓の弦
そして踵骨の矢です。
これによって、後方への踏ん張りが更に効きにくくなります。
後方への踏ん張りを受け止めている踵骨が
前方、上方へ逃げてしまっている為です。
このような状態では外くるぶし(外果)から
小指の付け根までの距離と
外くるぶし(外果)から踵の後端までの距離
の比率が正常の比率(3:1~4:1)よりも
前部が長くなり後部が短くなります(5:1など)
結果、前傾姿勢が強くなり
バックライン(SBL)の緊張を助長します。
これらの改善、予防に足底筋膜と下腿(後側)筋膜の筋膜リリースが有効です。
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KOSカイロプラクティック
小杉