2021/04/07(水)
カイロプラクティックの矯正は歪んだ背骨を真っすぐにしている訳ではない?
カテゴリー:カイロプラクティック, 骨盤の歪み
こんにちは!
渋谷区初台、幡ヶ谷近郊で腰痛に特化!KOSカイロプラクティック
院長の小杉です。
背骨には歪みを歪みで修正する作用があります。
カイロプラクティックではこれを補正と呼びます。
例えば背骨の土台となっている仙骨が傾いた場合に
もしも補正が無ければ背骨は仙骨の上で傾いてしまいます。
補正によって傾かない様に修正しているので
背骨は直立していられる訳です。
しかし、結果として背骨はS字を描く様にカーブします。
そして補正している場所(椎骨)はカーブがターンする場所です。
左の傾きを右の傾きで修正して
右の傾きを左の傾きで修正します。
そして背骨を構成する椎骨の歪みは
必ず傾き(側屈)と捻じれ(回旋)がワンセットです。
これをカップリングといいます。
つまり補正している場所(椎骨)は捻じれもターンする場所です。
右の捻じれを左の捻じれで修正して
左の捻じれを右の捻じれで修正します。
そして傾きと捻じれの最終的な補正は上部頚椎です。
これらの補正により
両目の高さが水平になる様に調整されています。
この様な背骨全体のなだらかなカーブや捻じれは
一概に歪みであるとは言い切れません。
言いかえると背骨の自然体、ニュートラルは
S字を描く様に軽度のカーブがあり、そして軽度の捻じれがあります。
真っすぐという事はあり得ません。
ですので背骨を真っすぐにする為に矯正するのは間違いですし
それは出来ない事です。
背骨のカーブや捻じれなどの見た目の歪みを矯正するのではなく
関節の動きの低下や神経伝達が滞る場所(椎骨)を解放する為に矯正します。
この様な場所では筋肉も緊張して短縮しています。
ですから、これらの緊張した筋肉も同時に解放されます。
まとめると矯正対象は見た目に歪んでいる場所ではなく
機能障害が起こっている場所です。
この機能障害は土台である仙骨や背骨の補正箇所で起こり易いです。
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KOSカイロプラクティック
小杉