2021/06/23(水)
肩峰下インピンジメントを動かして治す方法
カテゴリー:セルフケア
こんにちは!
渋谷区初台、幡ヶ谷近郊で腰痛に特化!KOSカイロプラクティック
院長の小杉です。
四十肩・五十肩と類似する肩峰下インピンジメントを動かして治す方法をご紹介します。
肩峰下インピンジメントは腕の骨(上腕骨)と肩甲骨の一部(肩峰)の間にある組織(ローテーターカフ、肩峰下滑液包)が
腕の挙上によって繰り返し挟み打ちされて
顕微損傷が起こる症状です。
腕を横方向から挙上していく肩関節外転の動作の中で
60°~120°の間で肩に痛みが出るのが特徴です。
整形外科学的には安静にする方針ですが
ある程度、痛みが軽減してきたら動かす方針に切り替えた方が治りは早まります。
逆に長期間安静にしたままだと治りは遅くなるという事です。
何故かというと肩峰下インピンジメントで傷めている場所(ローテーターカフ、肩峰下滑液包)自体には
毛細血管が無く体液循環が起きにくく
安静にする事で尚更に体液循環が起きにくくなるからです。
体内の損傷箇所の治癒を早めるには体液循環を促す事がキーポイントです。
何故ならば損傷個所を治すのは免疫細胞であり
体液循環を促す事で損傷個所に沢山の免疫細胞が到達して活動が活発化するからです。
そしてもう1つのキーポイントは痛くない動きと痛くない可動範囲で動かすという事です。
肩峰下インピンジメントで痛い動きは
腕が内巻きになって巻肩の状態で肩を挙上する動きです。
この動きで腕の骨(上腕骨)と肩甲骨の一部(肩峰)の間の組織が挟み打ちされ易くなります。
そして痛い可動範囲は
腕を横方向から挙上していく肩関節外転の動作の中で60°~120°の可動範囲です。
痛い動きと痛い可動範囲で動かすと
損傷個所に負担が掛かって
治りを遅くさせたり、余計に傷めてしまうリスクがあります。
以上を踏まえて肩峰下インピンジメントを治す動かし方を解説します。
まず腕をだらんと下ろした状態で手のひらを外側に向けて腕と肩を外巻きの状態にして
腕を挙上する事で挟み打ちを回避します。
そして挙上する時は横から挙上する肩関節外転の動きです。
そのまま肩関節外転の動きで挙上していき痛みが出る手前まで動かして元に戻します。
60°~120°の範囲は要注意です。
この動きを繰り返す事で傷めている箇所(ローテーターカフ、肩峰下滑液包)の体液循環を促して肩峰下インピンジメントの治癒を早めます。
慢性腰痛
ぎっくり腰
腰椎椎間板ヘルニア
脊柱管狭窄症
側弯症
坐骨神経痛
腰椎すべり症
肩こり
首こり
頭痛
etc…
ご相談ください!
KOSカイロプラクティック
小杉