2021/06/15(火)
四十肩・五十肩、肩峰下インピンジメント、腱板断裂、腱板部分断裂を見分ける方法 -肩のオーソペディックテスト-
カテゴリー:四十肩・五十肩
こんにちは!
渋谷区初台、幡ヶ谷近郊で腰痛に特化!KOSカイロプラクティック
院長の小杉です。
肩峰下インピンジメントは
腕を挙上する動作で
腕の骨(上腕骨)と肩甲骨の一部(肩峰)によって
繰り返し挟み打ちされて顕微損傷する症状です。
傷む組織はローテーターカフや肩峰下滑液包です。
詳しくは前回のブログをご参照ください。
この肩峰下インピンジメントは四十肩・五十肩と類似する症状ですが
両者を見分ける簡単な検査法があるのでご紹介します。
手のひらを前に向けた状態で
腕を真上に上げてください。
これが出来なければ四十肩・五十肩です。
次にその状態から腕を横から下げる(内転の)動きで
60°~120°の範囲で痛みが出た場合
これを有痛孤兆候(ペインフルアーク)といい肩峰下インピンジメント陽性です。
因みに腕を横に出して水平(90°外転位)を保持してください。
これをドロップアームテストといい
保持出来なければ顕微損傷ではなく腱板断裂の陽性です。
また、腕を横に出して水平(90°外転位)を何とか保持出来たとして
その状態で誰かに腕を軽く押し下げて(内転させて)もらいます。
これもドロップアームテストです。
保持出来なければ腱板部分断裂の陽性です。
腱板断裂と腱板部分断裂は整形外科の受診を考慮した方が良いでしょう。
次回は肩峰下インピンジメントの予防法や改善法についてお話します。
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小杉