2023/11/15(水)
頭蓋骨へのアプローチ -クラニオセイクラル・オステオパシー-
カテゴリー:オステオパシー, その他、筋肉関節以外の症状, その他、身体関連, 整体, 頭痛
こんにちは!
渋谷区初台、幡ヶ谷近郊で腰痛に特化!KOSカイロプラクティック
院長の小杉です。
今回は頭蓋骨へのアプローチ
クラニオセイクラル・オステオパシーについてのお話です。
クラニオセイクラルとは頭蓋仙骨の事で
オステオパシーはアメリカ発祥の手技療法の1つですが
そのオステオパシーの中でもクラニオセイクラル・オステオパシーは
特に高度な手技療法です。
そして、その哲学も高度で難しいので
今回は簡単に効果や理論について解説いたします。
まず効果としては頭蓋骨と頭蓋骨を連結している縫合の固さを解放し
歪みを矯正します。
これにより脳や脳神経のストレスを軽減します。
そして頭蓋骨、脊柱、仙骨の内部にある硬膜のシワ、固さを解放します。
これら頭蓋骨、縫合、硬膜を柔軟にする事で
脳脊髄液が流れやすくなります。
脳脊髄液は硬膜の中を流れる液体で
脳や脊髄への栄養供給と、老廃物の排出をしています。
脳脊髄液の流れには給水と排水があり
給水タイムの時に頭蓋骨、縫合、硬膜は膨らみ
排水タイムの時に頭蓋骨、縫合、硬膜はしぼみます。
そして給水と排水のリズムをよりダイナミックにして
脳脊髄液の流れを加速させて正常化します。
これにより脳や脊髄の疲労を取り
脳や脊髄の機能を正常化します。
また硬膜内の脳脊髄液の水圧の正常化と
頭蓋骨、縫合、硬膜の柔軟性の回復は
片頭痛の緩和にも有効です。
また脳脊髄液の排出に於いて
一部では体液に流れ込み体液循環を加速させて正常化します。
これにより全細胞、組織への栄養供給と老廃物の排出にも好影響を及ばします。
そして顕微な損傷個所の修復を促し
不要な炎症の反応を抑制する効果もあります。
クラニオセイクラル・オステオパシーには、このような効果がありますが
まとめると体内の生きた水の流れの正常化です。
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小杉