2020/05/13(水)
片頭痛と脱分極説
こんにちは!
渋谷区初台、幡ヶ谷近郊で腰痛に特化!KOSカイロプラクティック
院長の小杉です。
片頭痛が起こるメカニズムの
脱分極説についてのお話です。
脱分極について簡単に説明してみますと
神経は電気信号によって情報を伝達しています。
痛みの元となる刺激も電気信号によって
脳に伝達されます。
そして電気は電位差によって流れます。
水が高低差によって流れるのと似ています。
神経細胞は細胞膜によって隔てられ
神経細胞の内部と、外部では電位差があります。
神経細胞の内部の電位を膜電位といいます。
神経細胞に刺激が入っていない状態では
神経細胞の内部の電位はマイナスで
約-70mVで、静止膜電位といいます。
この時、神経細胞の外部の電位はプラスとなっています。
そして神経細胞に何らかの刺激が加わった時
神経細胞の内部の電位がプラス方向に急激に変化します。
これを脱分極といいます。
この時の電位を活動電位といいます。
これによって神経は電気信号によって
情報伝達を行います。
さて、この脱分極ですが
脳の神経細胞に何らかの刺激が加わった時に
起こる脱分極で、神経細胞が活動、活性化された状態となって
周囲の神経細胞に伝達して広がる状態が数十秒続いた後
神経細胞は抑制された状態となって
周囲の神経細胞に伝達して広がって、脳全体に広がってゆきます。
この抑制状態が皮質拡延性抑制(ひしつかくえんせいよくせい)です。
皮質拡延性抑制によって片頭痛が起こるというメカニズムですが
皮質拡延性抑制については次回お話します。
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小杉