2020/05/14(木)
脱分極説② 皮質拡延性抑制による閃輝暗点と片頭痛
こんにちは!
渋谷区初台、幡ヶ谷近郊で腰痛に特化!KOSカイロプラクティック
院長の小杉です。
皮質拡延性抑制(ひしつかくえんせいよくせい)
によって片頭痛が起こるという事を
前回お話しました。
皮質拡延性抑制とは
脳の神経細胞が抑制状態となって
周囲の神経細胞や脳全体に広がってゆく現象です。
閃輝暗点は皮質拡延性抑制によって起こるという説もあります。
これは視神経の神経細胞が抑制された状態になる事によります。
また、皮質拡延性抑制によって
炎症メディエーターが発生します。
この炎症メディエーターは
主に三叉神経を刺激しますが
三叉神経とは脳神経の1つで
運動神経と感覚神経の両方を含む神経です。
この中で感覚神経の支配領域は
後頭部以外の頭部全体
それから顔面部分です。
つまり炎症メディエーターによる
三叉神経への刺激により片頭痛が起こるという
メカニズムです。
炎症メディエーターは発痛物質でもあり
血管拡張も起こすので
片頭痛特有の拍動性の痛みを起こします。
痛みの出る場所としては
後頭部以外の頭部全体で
どこに痛みが出るかは人によりますし
同じ人でもその時々によって違う事もあります。
また炎症メディエーターの発痛物質によって
三叉神経の支配領域以外でも
痛みが発生する事も考えられます。
慢性腰痛
ぎっくり腰
腰椎椎間板ヘルニア
脊柱管狭窄症
側弯症
坐骨神経痛
腰椎すべり症
肩こり
首こり
頭痛
etc…
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KOSカイロプラクティック
小杉