2022/07/30(土)
シンスプリント(頚骨過労性骨膜炎)とは? -症状と原因-
カテゴリー:その他、筋肉関節の症状, メンテナンス
こんにちは!
渋谷区初台、幡ヶ谷近郊で腰痛に特化!KOSカイロプラクティック
院長の小杉です。
今回はシンスプリント、別名、頚骨過労性骨膜炎の
症状と原因についてのお話です。
シンスプリントは、すねの骨(頚骨)の
内側やや後側に炎症を伴った痛みが出る症状です。
ジャンプ動作や走る動作の多用によって
ふくらはぎの奥にある筋肉のヒラメ筋や
すねの骨(頚骨)の後側に付着する筋肉の後脛骨筋の緊張、短縮によって
これらの筋肉が、すねの骨(頚骨)の内側やや後側の骨膜を引っ張る事で
その部分に炎症を伴った痛みが出ます。
骨膜とは骨の表層を包んでいる膜組織です。
ヒラメ筋や後脛骨筋は足首を、足の裏側に曲げる(底屈する)筋肉なので
ジャンプ動作や走る動作の多用によって
ヒラメ筋や後脛骨筋が緊張、短縮する訳です。
このような事からシンスプリントも
ランナー膝やジャンパー膝と同じくスポーツ障害のひとつです。
シンスプリントの原因、改善の為には
ヒラメ筋、後脛骨筋の緊張、短縮を解放する事が有効ですが
炎症を伴っているので直接アプローチをする事によって
炎症と痛みが大きくなるリスクがあります。
そこで複数の筋肉を包みながら連結している筋膜の連結と連動を利用して
遠隔からヒラメ筋、後脛骨筋を弛めていく方法が有効です。
ヒラメ筋は筋膜ラインのSBL(スーパーフィシャル・バック・ライン)を通じて
足裏の複数の筋肉、足底筋群と連結しており
足底筋群の緊張、短縮を弛める事で
筋膜連鎖によってヒラメ筋の緊張、短縮を弛める事が出来ます。
後脛骨筋は筋膜ラインのDFL(ディープ・フロント・ライン)を通じて
股関節を閉じる機能をする複数の筋肉、股関節内転筋群と連結しており
股関節内転筋群を弛める事で
筋膜連鎖によって後脛骨筋を弛める事が出来ます。
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