2022/07/25(月)
簡単30秒 ジャンパー膝の治し方③ -前脛骨筋の虚血圧迫法&筋膜リリース-
カテゴリー:セルフケア, トリガーポイントリリース, メンテナンス, 筋膜リリース, 膝痛
こんにちは!
渋谷区初台、幡ヶ谷近郊で腰痛に特化!KOSカイロプラクティック
院長の小杉です。
今回もジャンパー膝の原因を改善するセルフケアのお伝えです。
今回、お伝えするセルフケアは
前脛骨筋の虚血圧迫法&筋膜リリースです。
すねの斜め外側にある前脛骨筋の緊張、短縮により
前脛骨筋と筋膜による連結を通して
膝のお皿のすぐ下の膝蓋腱や
膝のお皿のすぐ上の大腿四頭筋腱が引っ張られて負担となり
その蓄積がジャンパー膝の原因となるので
前脛骨筋の緊張、短縮を解放する事が
ジャンパー膝の原因、改善となります。
では最初に前脛骨筋を押して弛める虚血圧迫法のやり方を
右側を例に取って解説していきます。
椅子に座って、左の手のひら(手掌)を右膝の内側に接触する形で固定します。
次に右手の親指を前脛骨筋に接触しますが
場所は、すねの骨(頚骨)の膝側の突起、頚骨粗面と
すねの骨(頚骨)の外側の骨(腓骨)の膝側の突起、腓骨頭
この2点を結ぶ線の中点の親指1本分(親指1横指)下です(下図参照)
この場所に前脛骨筋のこりの芯、トリガーポイントが出来易いので
ここを右手の親指で、気持ち良いくらいの圧で前脛骨筋に対して垂直に押して
10秒~30秒キープした後、パッと離します。
次に、前脛骨筋の筋膜を動かして弛める筋膜リリースのやり方です。
セッティングと接触する場所は虚血圧迫法の時と同じです。
ここに親指の付け根(母指球)を接触します。
そして前脛骨筋に対して垂直に軽く圧を掛けながら
筋繊維を垂直に横切る動きで
筋肉の上で、皮膚と皮下組織をスライドさせて癒着を解放します。
10秒~30秒キープしてください。
虚血圧迫法か筋膜リリース
やり易い方を行って頂ければ良いです。
ジャンパー膝の原因、改善のセルフケアとしてお試しください。
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小杉