2024/04/15(月)
アナトミー・トレイン SFL 伸筋支帯リリース -足指、足首の可動性の回復-
カテゴリー:セルフケア, その他、筋肉関節の症状, 筋膜リリース
こんにちは!
渋谷区初台、幡ヶ谷近郊で腰痛に特化!KOSカイロプラクティック
院長の小杉です。
今回はアナトミー・トレイン、SFLの
伸筋支帯リリースのやり方を解説していきます。
ここでいう伸筋とは、足の指と足首を反らす筋肉の事で
長趾伸筋、前脛骨筋の事です。
そして支帯とは、長趾伸筋、前脛骨筋の腱を束ねる組織です。
場所は足首の辺りと足首のちょっと上の辺りにあります。
腱と支帯のイメージは、電気コードを束ねる結束バンドのような物です。
腱は筋肉の収縮を骨に伝える媒体ですが
長趾伸筋、前脛骨筋が収縮した時に
伸筋支帯が無いと腱が足首の所で浮き上がってしまいます。
つまり伸筋支帯がある事によって
腱を固定しながら、滑走して動ける事によって
骨、関節を適切に動かせる訳です。
さて、ここで起こりやすい問題が
長趾伸筋、前脛骨筋の腱と伸筋支帯との癒着です。
この癒着が起こる事によって
長趾伸筋、前脛骨筋の腱の滑走する動きが阻害されて
足指と足首を曲げたり反らしたりする動きが低下します。
また、これに伴い足の甲、足裏、すね、ふくらはぎ
の痛みや疲労が起こりやすくなります。
そこで長趾伸筋、前脛骨筋の腱と伸筋支帯の癒着をリリースする事で
これらの症状改善に繋がります。
やり方は、椅子に座りアプローチ側の踵を椅子の上に置きます。
そして、足首を反らせた状態(足関節背屈位)で
アプローチ側の手を足の甲の足首側に接触します。
この時、手は握り拳をつくって、小指の付け根(小指球)で接触します。
そして、ゆっくりと足首を曲げる(足関節底屈)方向に動かしながら
アプローチ側の手で軽く圧を掛けつつ皮膚の上を上方へゆっくりスライドさせます。
上方へ動かす時のルートは
まず足首の前側を通り、次にすねの前側で斜め外側を通り
すねの下1/4くらいまで上行したらストップです。
以上を3回~5回程度、繰り返します。
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小杉