2024/04/02(火)
アナトミー・トレイン スーパーフィシャル・フロント・ライン SFL
こんにちは!
渋谷区初台、幡ヶ谷近郊で腰痛に特化!KOSカイロプラクティック
院長の小杉です。
今回はアナトミー・トレインの
スーパーフィシャル・フロント・ライン、SFLの解説をしていきます。
スーパーフィシャルとは浅層という意味で
フロントラインとは前側のラインという意味なので
SFLとは身体の前側を通る浅層の筋膜ラインという事です。
筋膜ラインとは複数の筋肉を包みながら連結している膜組織です。
さてSFLをもう少し具体的に解説すると
SFLは足の甲から、脛(すね)、膝、太ももの前、腹部、胸部、首の前、頭部
まで繋がる筋膜ラインです。
専門用語でいうと
短趾伸筋、長趾伸筋、前脛骨筋、膝蓋下腱、大腿直筋、腹直筋、胸骨筋、胸鎖乳突筋、頭皮筋膜
まで繋がる筋膜ラインです。
SFLの全体としての機能は骨格全体を前に曲げる機能があります。
そして身体の後側にはスーパーフィシャル・バック・ライン、SBLがあり
SBLが骨格全体を後に反らすようにテンションを掛け
SFLが骨格全体を前に曲げるようにテンションを掛けて
骨格全体が真っすぐ立つように保持しています。
つまり身体の前後でテンションを掛けて
安定して真っすぐ立つように保持している構造です。
ただし、SBLとSFLの全体としての収縮する力は
SFLの方が強くなりやすく
SFLが骨格の前側を下方に引っ張り
SBLは骨格の後側で上方に引っ張られます。
結果、骨格は前に崩れやすくなるという事です。
この傾向は特に上半身に起こり
後側の筋膜が伸長して症状を出します。
例えば腰痛、背中のこり、首こりです。
その原因は前側の筋膜の短縮にあります。
以上の事からSFLへの筋膜リリースの重要性が分かると思います。
慢性腰痛
ぎっくり腰
腰椎椎間板ヘルニア
脊柱管狭窄症
側弯症
坐骨神経痛
腰椎すべり症
肩こり
首こり
頭痛
etc…
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KOSカイロプラクティック
小杉