2024/10/07(月)
片頭痛の5つの原因 その④ 中枢感作説
カテゴリー:頭痛
こんにちは!
渋谷区初台、幡ヶ谷近郊で腰痛に特化!KOSカイロプラクティック
院長の小杉です。
今回は片頭痛の5つの原因の、その④として
中枢感作説について解説していきます。
ここでいう感作とは感覚神経が過敏になって
痛みが増幅する事をいいます。
感作は痛みの元となる刺激、侵害刺激が
感覚神経に持続的に入り続ける事によって起こります。
つまり中枢感作とは脳などの中枢神経の感作の事です。
さて片頭痛の痛みは三叉神経への物理的な刺激、化学的な刺激によって起こりますが
この刺激は電気信号となって脳幹を通り、大脳へ伝わり
大脳で痛みという感覚になります。
また後頭骨、第1頚椎、第2頚椎、第3頚椎の領域の感覚神経への刺激も
電気信号となって脳幹を通り、大脳へ伝わり
大脳で痛みという感覚になります。
つまり三叉神経と後頭骨~第3頚椎の領域の感覚神経への刺激は
脳幹で合流してから、大脳へ伝わるという事です。
後頭骨~第3頚椎の領域の感覚神経への刺激は
頭部が前方移動した不良姿勢による物理的な刺激です。
この物理的な刺激が
持続的に入り続ける事によって
脳幹が感作して、増幅された痛みの信号が大脳へ伝わり
大脳で増幅された痛みの感覚に変換されます。
そして大脳が後頭骨~第3頚椎の領域から入った痛みの刺激を
三叉神経から入った痛みの刺激と間違えてしまうと
大脳で変換された増幅された痛みを
三叉神経の領域に投げてしまう事があります。
この事によって後頭骨~第3頚椎の領域の痛みが
三叉神経の領域の痛み=片頭痛
として認識され、尚且つ増幅されてしまいます。
以上が中枢感作説による片頭痛の発生と増幅のメカニズムです。
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小杉