2024/08/28(水)
片頭痛の5つの原因 その① 血管拡張説
カテゴリー:頭痛
こんにちは!
渋谷区初台、幡ヶ谷近郊で腰痛に特化!KOSカイロプラクティック
院長の小杉です。
今回は片頭痛の5つの原因の、その①として
血管拡張説について解説していきます。
以前にも片頭痛について解説しましたが
原因のメカニズムや改善が難しい症状なので
改めて解説してみたいと思います。
片頭痛は病気ではない頭痛のひとつで
緊張型頭痛に次いで多く起こる頭痛です。
原因が不明な点も多く、原因として考えられる説が複数あるので
その中で5つピックアップして順番に解説していきたいと思います。
という訳で今回は血管拡張説の解説です。
片頭痛は頭部の血管が拡張する事で
その周囲の痛みのセンサーを圧迫する事で痛みを出します。
痛みのセンサーとは知覚終末と呼ばれる神経の末端部分です。
また神経への持続的な圧迫によって
本来、痛みのセンサーではない神経の途中経路も痛みのセンサーになってしまったり
知覚過敏を誘発して、痛みが増幅されたりします。
更に血管の拡張に伴い、毛細血管の間隙(かんげき)から
炎症物質(炎症メディエーター)が滲出(しんしゅつ)して
痛みのセンサーへの化学的な刺激となり、痛みを出します。
次に片頭痛の痛みの特徴ですが
緊張型頭痛と比較して痛みの度合いが大きく
ズキンズキンと脈打つ、拍動性の痛みを出します。
頭部の片側に起こる事が多いですが
両側に起こったり頭部全体に起こる事もあります。
そして吐き気を伴ったり、光や音に過敏となったりします。
その為、片頭痛が起こった時に
暗くて静かな場所で横になるという対応が特徴的です。
片頭痛の持続時間、持続期間は
数時間~三日程度です。
以上が片頭痛の特徴と血管拡張説についてです。
片頭痛は血管拡張に伴う頭痛という事で
別名を血管拡張型頭痛と呼びます。
現在では血管拡張説以外にも諸説あって
それは頭部の血管拡張が起こる原因についての説であったり
痛みの原因が頭部の血管拡張とは別にあるという説があります。
それら片頭痛の原因の諸説について
次回以降にまた解説していきます。
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小杉