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2019/12/17(火)

座り姿勢で背骨のコントロール!

カテゴリー:ICP, セルフケア, 腰痛, 首、肩こり

 

こんにちは!

渋谷区初台、幡ヶ谷近郊で腰痛に特化!KOSカイロプラクティック

院長の小杉です。

 

座り姿勢での不良姿勢は

殆どの場合、骨盤が後に倒れて

背骨全体が丸まり

頭が前に突き出ている形です。

さて座り姿勢での理想の姿勢は

立ち姿勢と同じく

インナーマッスルで背骨を支えている状態で

これも身体の中心軸が

横から見た時に垂直となる姿勢が

疲れにくい姿勢です。

座り姿勢での背骨のコントロールは

背骨の単一区画ではなく

背骨全体の動きをコントロールするようにします。

背骨全体というのは骨盤と頭も含みます。

この背骨全体は構造的にも連鎖し

機能的にも連鎖します。

不良姿勢である骨盤が後傾した状態では

背骨全体の姿勢、動作が連鎖して

背骨全体が前に倒れて丸まります。

この時、正常な機能的な連鎖では

頭は下を向きます。

パソコンの画面を見るなど

正面を見る必要がある時に

頭をのどの様にして起こすでしょうか?

殆どの場合、頭を単体で起こして正面を見ます。

これが背骨の単一区画のコントロールで

頚椎の上で頭が前に滑ります。

けん玉の皿の上で玉が滑るようなイメージです。

単純にいうと頭が後に反っている形です。

横から見た時に背骨全体は前に丸まり

頭は前方移動しながら後に反っています。

腰の筋肉は引き伸ばされて腰痛の原因となったり

後頭部と首の境目辺りは関節が詰まり

首の痛みの原因となったりします。

そこで予防策、理想的な座り姿勢をつくる為に

頭を起こす時には

後傾している骨盤を立てます。

丸まっていた背骨は真っすぐになり

背骨の上に頭が乗って

横から見た時に身体の中心軸が垂直になります。

そして頭は連動して起き上がり正面を向く状態となります。

つまり土台である骨盤をコントロールする事によって

背骨や頭をコントロールしている事になります。

更に骨盤を前傾させると

背骨は後に反り

頭は少し上を見る形となります。

これも背骨全体の動きのコントロールです。

骨盤をまっすぐ立てた状態で

そこから僅かに骨盤を後傾したり前傾したりして

背骨全体の動きを感じ取ってみて下さい。

感じ取ったら頭頂部の中心から

見えない糸で垂直に吊るされているイメージで

動かしながら真っすぐの位置を割り出してみて下さい。

そこが理想的な座り姿勢です。

 

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