2024/06/19(水)
アナトミー・トレイン SFL 腹直筋の筋膜連結 -腰痛、肩こりの原因-
こんにちは!
渋谷区初台、幡ヶ谷近郊で腰痛に特化!KOSカイロプラクティック
院長の小杉です。
今回はアナトミー・トレイン、SFLの
腹直筋の筋膜連結について解説していきます。
SFLを大腿直筋から上へ辿ると
筋膜ラインは腹直筋へと繋がります。
これがSFL上での筋膜連結ですが
腹直筋の筋膜連結は非常に複雑で
腹直筋は後側の脊柱起立筋とも筋膜で連結されています。
この筋膜連結では
腹直筋、外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋、大腰筋、腰方形筋、脊柱起立筋が
筋膜で包まれながら連結しています。
この連結の中で腹直筋の外側の筋膜が短縮固着しやすく
この事により脊柱起立筋の外側の筋膜が伸長固着となり
腰痛の原因となります。
またSFLの腹直筋筋膜、SBLの脊柱起立筋筋膜が拮抗関係にあり
腹直筋筋膜が短縮固着しやすく
この事により脊柱起立筋筋膜が伸長固着となり
腰痛の原因となります。
それから腹直筋筋膜を上へ辿ると第5肋骨に到達し
SFLは胸骨筋へと繋がりますが
実は第5肋骨は、別の筋膜ラインへと繋がる分岐点となっています。
その筋膜ラインがディープ・フロント・アーム・ライン、DFALと
スーパーフィシャル・フロント・アーム・ライン、SFALです。
DFALの始点の筋筋膜が小胸筋筋膜で
SFALの始点の筋筋膜が大胸筋筋膜です。
前述したような腹直筋外側や腹直筋の筋膜が短縮固着となる事で
小胸筋筋膜や大胸筋筋膜との繋がりを通して
肩を前方、内方、下方へと引っ張り
後側の僧帽筋が伸長固着となり
肩こり、首こり、背中のこりの原因となります。
以上の理由から、腹直筋外側や腹直筋の筋膜の短縮固着をリリースする事で
これらの症状の改善に繋がります。
腹直筋筋膜の筋膜リリースのやり方は次回お伝えします。
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小杉