2023/08/29(火)
アナトミー・トレイン SBL 脊柱起立筋と脊柱のインナーマッスル -腰痛、背中のこり、首こり改善-
カテゴリー:セルフケア, 整体, 筋膜リリース, 腰痛, 首、肩こり
こんにちは!
渋谷区初台、幡ヶ谷近郊で腰痛に特化!KOSカイロプラクティック
院長の小杉です。
今回はアナトミー・トレイン、SBLの
脊柱起立筋と脊柱のインナーマッスルについて解説していきます。
脊柱起立筋を包む脊柱起立筋筋膜は
仙骨筋膜から後頭骨まで繋がります。
そして脊柱起立筋は複数の筋肉の総称で
背骨に近い側から棘筋、最長筋、腸肋筋の3つの筋肉から成ります。
機能としては大まかに
脊柱を後に反らす伸展と
脊柱を横に傾ける側屈です。
しかし脊柱起立筋の一番の役割は読んで字の如く脊柱を起立させる事です。
ですが以前お話したように人間の脊柱は前に崩れやすく
前側の筋膜ライン、SFLが全体的に短縮し
後側の筋膜ライン、SBLの一部である脊柱起立筋筋膜は伸長します。
そして脊柱起立筋は筋力低下している状態です。
このようなアンバランスな状態で
脊柱起立筋筋膜の筋膜リリースを行うと
脊柱起立筋筋膜は更に伸張し
脊柱起立筋は更に筋力低下を起こします。
つまり、脊柱起立筋筋膜の筋膜リリースは基本的に必要無いという事です。
施術で脊柱起立筋筋膜のアプローチをするケースもありますが
それについては、ここでは省略します。
それよりも脊柱付近でアプローチの必要性が高いのは
脊柱起立筋の深層にある多裂筋などのインナーマッスルです。
この脊柱のインナーマッスルは脊柱の歪みに伴い
部分的に短縮して関節の動きを制限します。
別の捉え方では、脊柱のインナーマッスルの部分的な短縮によって
脊柱が歪み、動きを制限するとも言えます。
つまり筋肉の短縮と関節の歪み、可動性低下が相互に作用して悪循環となる訳です。
この場合、施術では適宜、筋肉や筋膜をリリースしたり
関節の可動性低下をリリースします。
これにより、脊柱をニュートラルポジションにすると
インナーマッスルが正常に機能するようになり
脊柱起立筋も正常に機能するようになります。
結果として腰痛、背中のこり、首こりの改善に繋がる訳です。
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小杉