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2025/10/12(日)

アナトミー・トレイン ラテラル・ライン 腹斜筋筋膜、筋膜リリース -腰痛改善-

カテゴリー:セルフケア, 筋膜リリース, 腰痛

 

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こんにちは!

渋谷区初台、幡ヶ谷近郊で腰痛に特化!KOSカイロプラクティック

院長の小杉です。

 

今回はアナトミー・トレイン、ラテラル・ラインの

腹斜筋筋膜の筋膜リリース

について解説していきます。

ラテラル・ラインを大腿筋膜張筋、中殿筋、大殿筋から上へ辿ると

筋膜ラインは外腹斜筋へと繋がりますが

ここで、アナトミー・トレインのルールの例外、脱線が起こります。

脱線については以前、詳しく解説しましたので、ここでは省略します。

簡単にいうと脱線とは、筋膜による直接的な構造的繋がりが途切れますが

間接的には繋がっていて、テンションが掛かる事で

機能的な繋がりとなる状態です。

外腹斜筋の場所は、簡単にいうと骨盤の側面と肋骨の側面の間にあります。

そして、外腹斜筋の深層には内腹斜筋があります。

外腹斜筋の筋繊維は後から前へ前下方へ走行して

内腹斜筋の筋繊維は後から前へ前上方へ走行しています。

つまり、直交しながらX字を形成して

骨盤側面と肋骨側面の間をテンションを掛けて保持しています。

同様にしてラテラル・ラインの骨盤側面から頚部側面までの区画では

筋肉、筋膜がX字を形成して保持しています。

このように骨、関節を筋肉、筋膜がテンションを掛けて保持する構造が

テンセグリティ構造です。

さて今回は外腹斜筋と内腹斜筋を合わせて腹斜筋として扱っていきますが

腹斜筋、腹斜筋筋膜は短縮固着しやすく

この事によって腰の筋肉を引っ張り、腰痛の原因となります。

以上の理由から、腹斜筋筋膜の筋膜リリースをする事で腰痛改善に繋がります。

という訳でこれから腹斜筋筋膜の筋膜リリースのやり方を解説していきます。

まず立った状態で左右の足の横幅を肩幅の2倍くらいに開き

つま先は15°くらい外側を向けておきます。

両手の手のひらの根本、手根を

骨盤の上縁、腸骨稜の直上で前側に置き

上半身を右に倒します。

次に、ゆっくりと上半身を左に倒しながら

右の手根で軽く圧を掛けつつ皮膚の上を腸骨稜沿いに

後方へゆっくりスライドさせます。

腸骨稜の2/3くらいまで進んだらストップして

同時に上半身を左に倒す動きもストップです。

次に、ゆっくりと上半身を右に倒しながら

左の手根で軽く圧を掛けつつ皮膚の上を腸骨稜沿いに

後方へゆっくりスライドさせます。

腸骨稜の2/3くらいまで進んだらストップして

同時に上半身を右に倒す動きもストップです。

次に、ゆっくりと上半身を左に倒しながら

右の手根で軽く圧を掛けつつ皮膚の上を腸骨稜沿いに

前方へゆっくりスライドさせます。

腸骨稜の前端まで進んだらストップして

同時に上半身を左に倒す動きもストップです。

次に、ゆっくりと上半身を右に倒しながら

左の手根で軽く圧を掛けつつ皮膚の上を腸骨稜沿いに

前方へゆっくりスライドさせます。

腸骨稜の前端まで進んだらストップして

同時に上半身を右に倒す動きもストップです。

以上を1セットとして3~5セット程度、繰り返します。

 

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小杉

 

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