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こんにちは！

渋谷区初台、幡ヶ谷近郊で腰痛に特化！ＫＯＳカイロプラクティック

院長の小杉です。

 

今回は鵞足炎(がそくえん)の症状と原因についてのお話です。

鵞足炎は、すねの骨(頚骨)の内側、膝付近にある鵞足に

炎症を伴った痛みが出る症状です。

鵞足は、縫工筋(ほうこうきん)、薄筋(はっきん)、半腱様筋(はんけんようきん)の

３つの筋肉の腱で、ガチョウの足に似ている事から

鵞足と呼ばれています。

鵞足炎は膝関節の酷使によって起こります。

例えば、膝関節の曲げ伸ばしの(屈曲、伸展)動作や

すねの骨(頚骨)を外側に回旋する(外旋)動作の多用などです。

そして鵞足は、縫工筋、薄筋、半腱様筋から繋がる腱ですから

これらの筋肉の多用によって鵞足に負担となって

顕微な損傷、炎症を伴った痛みが出るという事です。

このような事から、スポーツ障害として起こる事が多いです。

そして、よく使う筋肉は緊張、短縮し易くなりますが

鵞足に繋がる３つの筋肉の中で

特に緊張、短縮し易い筋肉は半腱様筋です。

つまり、半腱様筋の緊張、短縮によって

鵞足を引っ張って負担となる事が

鵞足炎の原因となります。

半腱様筋は太ももの後側の筋肉のハムストリングスの１つで

太ももの裏側の内側にあります。

半腱様筋の働きは膝関節を曲げる動作(屈曲)と

すねの骨(頚骨)をやや内側に回旋する(内旋)動作です。

そして、この反対の動作をするのが

太ももの前側の筋肉の大腿四頭筋です。

その中の１つ、外側広筋は太ももの前側の外側にあります。

外側広筋も緊張、短縮し易い筋肉です。

そして、外側広筋の働きは膝関節を伸ばす動作(伸展)と

すねの骨(頚骨)をやや外側に回旋する(外旋)動作です。

この時、半腱様筋の緊張、短縮がブレーキとして働き

鵞足を引っ張って負担となり

鵞足炎の原因となります。

そこで、鵞足炎の原因、改善の為には

半腱様筋や外側広筋の緊張、短縮を解放する事が有効です。

 

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小杉