2020/05/17(日)
片頭痛とセロトニン説
こんにちは!
渋谷区初台、幡ヶ谷近郊で腰痛に特化!KOSカイロプラクティック
院長の小杉です。
今回は片頭痛のメカニズムを説明する説の1つ
セロトニン説のお話です。
神経は痛みの元となる刺激など
何らかの刺激を電気情報に変換して伝える
電気回路です。
この電気回路の途中にある途切れている場所を
繋ぐためのスイッチの役割をするのが
神経伝達物質で、セロトニンも神経伝達物質の1つです。
脳内の神経回路の神経伝達物質は
セロトニンの他に
ドーパミン、ノルアドレナリンなどがあります。
この3つは脳内の精神状態に関係してきます。
ドーパミンはハイな状態になり
快楽感や幸福感を誘発します。
ノルアドレナリンはローな状態になり
不安感や恐怖感を誘発します。
この2つの作用がどちらか片方に行き過ぎない様に
コントロールするのがセロトニンです。
セロトニンがドーパミンの働きと
ノルアドレナリンの働きを拮抗させているという事は
ハイでもないローでもない
快楽感でもない恐怖感でもない
精神的な安定状態をつくり、保っています。
この事が幸せホルモンと呼ばれる所以です。
逆に、セロトニンが不足した場合
ハイになったりローになったり
過度に快楽感を感じたり
過度に恐怖感を感じたり
精神的に不安定な状態となる訳です。
さてここでセロトニンの不足を
片頭痛との関連性でお話しますと
セロトニンが不足すると
頭部の血管の収縮と血流不足を誘発します
過去ブログの血管拡張説の所でもお話しましたように
血管の収縮と血流不足の後に
血流のリバウンド現象が起こって
頭部の血管拡張が起こります。
頭部の血管拡張によって周囲の神経が圧迫されて痛みが出たり(血管拡張説と一致する)
拡張した血管から炎症メディエーターが出て
三叉神経を刺激して痛みが出たりします(脱分極説と一致する)
と、今回はここまでに致します。
以上、片頭痛のメカニズムの説の1つ
セロトニン説の解説でした。
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小杉