2020/04/12(日)
トリガーポイントセラピー「虚血圧迫法」こり解消の真の効果
カテゴリー:トリガーポイントリリース, メンテナンス
こんにちは!
渋谷区初台、幡ヶ谷近郊で腰痛に特化!KOSカイロプラクティック
院長の小杉です。
トリガーポイントとは筋肉のこりの芯の様な固まりで
別の場所に痛みを飛ばすポイントでもあります。
筋肉をミクロの世界で見てみますと
筋肉は筋繊維で出来ており
筋繊維は筋原線維で出来ています。
この筋原線維はアクチンとミオシンという組織
が連なって出来ています。
アクチン-ミオシン-アクチン-ミオシン-アクチン-ミオシン…
といった具合です。
ここにカルシウムイオンが放出されると
アクチンとミオシンの距離が縮まります。
筋肉が収縮している状態です。
カルシウムイオンが回収されると
アクチンとミオシンの距離が離れます。
筋肉が弛緩している状態です。
カルシウムイオンを貯蔵して
筋原線維に放出と回収を行っているのが
筋小胞体(きんしょうほうたい)です。
この筋小胞体が壊れて機能しなくなると
カルシウムイオンが放出されて筋原線維の周囲に漂い
回収されなくなります。
こうなるとアクチンとミオシンの距離が縮んだまま
離れなくなります。
筋肉が縮んで固まった状態です。
これがトリガーポイントです。
このトリガーポイントを解消するアプローチに
トリガーポイントセラピーがあります。
その中でもシンプルで効果が高いアプローチが
虚血圧迫法(きょけつあっぱくほう)です。
トリガーポイントに対してピンポイントで押圧する事で
筋肉の縮んでる領域、
つまりトリガーポイントを物理的に弛緩させます。
同時に一時的に血流をストップして周囲に押し出します。
10秒~30秒持続させた後にパッと圧を解放すると
押し出した血流がトリガーポイントに流れ込みます。
この時にカルシウムイオンを流します。
これは短期的な効果ですが
長期的な効果としては
一時的に虚血状態にした場所に
より多くの血流を促すリバウンド現象により
トリガーポイントに持続的に強制的に血流を送ります。
これにより新陳代謝の機能をアップさせて
損傷した筋小胞体のつくり変えを促し
トリガーポイントを解消させます。
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小杉