2021/10/25(月)
簡単30秒 股関節痛、股関節のつまりの治し方④ -後脛骨筋の筋膜リリース&虚血圧迫法-
カテゴリー:セルフケア, トリガーポイントリリース, メンテナンス, 筋膜リリース, 股関節痛
こんにちは!
渋谷区初台、幡ヶ谷近郊で腰痛に特化!KOSカイロプラクティック
院長の小杉です。
股関節痛と股関節のつまりのセルフケアその④です。
股関節痛、股関節のつまりは
股関節の内股(内旋)癖によって誘発され易いですが
股関節の内股癖がある状態で
股関節を曲げる(屈曲する)と
股関節を閉じる動き(内転)が連動して起こります。
つまり股関節内股癖と股関節内転癖が連動する動きで
股関節痛と股関節のつまりが誘発され易くなります。
そこで内旋癖を取りつつ更に内転癖を取る事が
股関節痛、股関節のつまりを治す上で効果的です。
という訳で前回、股関節の内転癖をつくっている股関節内転筋群のストレッチをご紹介したのですが
今回は、遠隔から股関節内転筋群を弛めるセルフケアをお伝えします。
アプローチする筋肉は、すねの後側、内側の筋肉の後脛骨筋(こうけいこつきん)です。
後脛骨筋は股関節内転筋群の中の長内転筋、短内転筋、大内転筋、小内転筋と同じ筋膜ライン
DFL(ディープ・フロント・ライン)に属しています。
同じ筋膜ライン上に属している筋肉は
筋膜連鎖によって連動して弛む性質があるので
後脛骨筋を弛める事で連動して股関節内転筋群が弛みます。
そこで今回は後脛骨筋の弛め方として筋膜リリースと虚血圧迫法をお伝えします。
最初に筋膜リリースのやり方です。
椅子に座りアプローチする側の足を反対側の太ももの上に乗せてください。
後脛骨筋の場所はすねの骨(頚骨)の内側で且つ後側です。
アプローチする場所は、すねの骨の長軸の真ん中辺りで且つ骨の際の所です。
この場所に手のひらの付け根(手根)を置き
軽く圧を掛けながら
皮膚と皮下組織を前後にスライドするように動かします。
これを10秒~30秒続けます。
次は虚血圧迫法のやり方です。
同じ場所に親指(母指)の腹を置き
気持ち良い程度の圧を掛けて
10秒~30秒続けた後にパッと離します。
筋膜リリースか虚血圧迫法
どちらか、やり易い方だけでOKです。
股関節痛と股関節のつまりのセルフケアとしてお試しください。
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小杉