2022/01/11(火)
偏平足の治し方 -舟状骨、内側楔状骨、第一中足骨の簡易矯正モビリゼーション-
こんにちは!
渋谷区初台、幡ヶ谷近郊で腰痛に特化!KOSカイロプラクティック
院長の小杉です。
今回は偏平足の治し方として
内側縦アーチ消失の簡易矯正モビリゼーションをお伝えします。
内側縦アーチとは、いわゆる土踏まずの事です。
モビリゼーションとは歪んで固まった関節を
断続的に動かして矯正するテクニックです。
足は足根骨(そっこんこつ)という細かい骨が
関節によって連結されて形づくられています。
この中で内側縦アーチを形成している主な骨は
舟状骨(しゅうじょうこつ)、内側楔状骨(ないそくけつじょうこつ)、第一中足骨(だいいちちゅうそくこつ)です。
これらの骨が下方に位置異常(下方変位)を起こして
内側縦アーチがフラットになって固まる事で
いわゆる偏平足となります。
そこで、舟状骨、内側楔状骨、第一中足骨の簡易矯正モビリゼーションによって
これらの骨、関節の位置異常と固まりの形状記憶を解放する事が
偏平足(内側縦アーチ消失)の簡易矯正となります。
では、やり方を、足の足根骨の図を参照にして頂きながら解説していきます。
右足を例に取ると
座位で右足を左の太ももの上に置き
右手の人差し指から小指の4本指で
足の甲とすねの境目辺りを持ち
右手の親指で踵を持って距骨、踵骨を固定して
左手の親指を舟状骨の底面に接触して
左手の人差し指から小指の4本指でつま先を持ち
舟状骨の底面に接触した親指を支点として
つま先側を足の裏側(底屈)方向に断続的に曲げて
縦アーチをつくるように動かします。
次に右手の親指で舟状骨の内側面に接触しながら
足の甲側から掴むように舟状骨を固定して
左手の親指を内側楔状骨の底面に接触して
左手の人差し指から小指の4本指でつま先を持ち
内側楔状骨の底面に接触した親指を支点として
つま先側を足の裏側(底屈)方向に断続的に曲げて
縦アーチをつくるように動かします。
次に右手の親指で内側楔状骨の内側面に接触しながら
足の甲側から掴むように内側楔状骨を固定して
左手の親指を第一中足骨の底面に接触して
左手の人差し指から小指の4本指でつま先を持ち
第一中足骨の底面に接触した親指を支点として
つま先側を足の裏側(底屈)方向に断続的に曲げて
縦アーチをつくるように動かします。
偏平足、内側縦アーチ消失の簡易矯正としてお試しください。
舟状骨、簡易矯正モビリゼーション
内側楔状骨、簡易矯正モビリゼーション
第一中足骨、簡易矯正モビリゼーション
慢性腰痛
ぎっくり腰
腰椎椎間板ヘルニア
脊柱管狭窄症
側弯症
坐骨神経痛
腰椎すべり症
肩こり
首こり
頭痛
etc…
ご相談ください!
KOSカイロプラクティック
小杉