2022/11/21(月)
筋膜リリースでリリースする筋膜とは? -皮下組織、浅筋膜、深筋膜の癒着-
こんにちは!
渋谷区初台、幡ヶ谷近郊で腰痛に特化!KOSカイロプラクティック
院長の小杉です。
今回は筋膜と筋膜リリースについてのお話です。
割と最近になって筋膜リリースという言葉を
良く聞くようになったと思いますが
実は結構昔からある手技療法で
これはオステオパシーという包括的な手技療法の中の1つとして行われています。
ただ、最近見聞するようになった筋膜リリースは
オステオパシーの筋膜リリースではなく
アナトミー・トレインの筋膜リリースであると思います。
この2つは哲学とテクニックが違うと思いますが
筋膜の癒着をリリースするという点に於いては共通します。
筋膜の癒着とは何か?まずは筋膜について少し解説します。
皮膚から筋肉までの階層となっている組織は
表層から表皮、真皮、皮下組織となり
この3つを合わせた組織が皮膚です。
そして皮下組織の最下層が浅筋膜で
更にその下に深筋膜、があります。
そして浅筋膜、深筋膜はコラーゲン組織を含み
皮下組織の大部分は脂肪組織で出来ています。
コラーゲン組織と脂肪組織は癒着を起こし易いのです。
つまり、筋膜リリースによってリリースする筋膜の癒着とは
浅筋膜を含む皮下組織と深筋膜の癒着です。
この中で特に重要視するべきは、より全身に繋がる深筋膜です。
慢性腰痛
ぎっくり腰
腰椎椎間板ヘルニア
脊柱管狭窄症
側弯症
坐骨神経痛
腰椎すべり症
肩こり
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KOSカイロプラクティック
小杉