2022/11/23(水)
筋膜のソーセージと筋膜リリース -筋膜の繋がりと短縮固着、伸長固着-
こんにちは!
渋谷区初台、幡ヶ谷近郊で腰痛に特化!KOSカイロプラクティック
院長の小杉です。
今回も筋膜と筋膜リリースについてのお話です。
前回解説した通り筋膜リリースでアプローチする筋膜とは
浅筋膜と深筋膜です。
そして、より全身に繋がる筋膜が深筋膜です。
この繋がりはソーセージに例えると分かり易いでしょう。
ソーセージの中身が筋肉で
ソーセージの皮が筋膜です。
つまり筋膜は複数の筋肉を包みながら連結しています。
そして、筋膜の、ある領域に癒着が起こると
その影響は筋膜全体に影響します。
具体的には、同一の筋膜の別の領域にも癒着が起こります。
そして癒着が起こると筋膜は短縮します。
これを短縮固着と言います。
そして、この短縮固着によって筋膜が引っ張られて伸長して固まる領域が出来ます。
これを伸長固着といいます。
そして、筋膜の短縮固着と伸長固着が起こると
筋膜に包まれた筋肉が収まる空間が狭く窮屈になって
筋肉の動きが阻害されたり
皮膚と筋肉との滑走の動きや
隣り合う筋肉同士の滑走の動きが阻害されたりして
筋肉の緊張状態をつくります。
筋膜の状態と筋肉の状態の関係性は
筋膜の短縮固着の領域の筋肉が短縮して
筋膜の伸長固着の領域の筋肉が伸張します。
この中で、原因となるのは筋膜の短縮固着と筋肉の短縮
症状を出すのは筋膜の伸長固着と筋肉の伸長です。
ですので筋膜リリースでアプローチするのは
筋膜の短縮固着という事になります。
そして、筋膜の短縮固着の原因は
長時間の不良姿勢や同一姿勢、水分不足などが挙げられます。
慢性腰痛
ぎっくり腰
腰椎椎間板ヘルニア
脊柱管狭窄症
側弯症
坐骨神経痛
腰椎すべり症
肩こり
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KOSカイロプラクティック
小杉