2024/07/13(土)
アナトミー・トレイン SFL 胸骨筋筋膜、筋膜リリース -猫背、呼吸改善-
カテゴリー:セルフケア, その他、筋肉関節以外の症状, 猫背, 筋膜リリース
こんにちは!
渋谷区初台、幡ヶ谷近郊で腰痛に特化!KOSカイロプラクティック
院長の小杉です。
今回はアナトミー・トレイン、SFLの
胸骨筋筋膜の筋膜リリースについて解説していきます。
SFLを腹直筋から上へと辿ると
筋膜ラインは胸骨筋へと繋がります。
胸骨筋は胸骨の外側縁に付着している筋肉です。
胸骨とは胸の中央にあるネクタイのような骨です。
胸骨筋が無い人も居ますが
胸骨筋が無い人でもSFLの筋膜組織は存在していて
腹直筋から胸鎖乳突筋へと連結されます。
さて胸郭という胸部の籠状の骨格は
胸骨、肋骨、胸椎によって形成されますが
この胸郭は前側が下方へ圧縮され
前側が内方へ圧縮されやすいです。
この時、胸骨筋筋膜は短縮固着となります。
これにより猫背が形成され
吸気制限となり呼吸しづらくなります。
胸骨筋筋膜の短縮固着は
胸郭前側の圧縮の状態を固めてしまう作用があるので
胸骨筋筋膜の短縮固着をリリースする事で
猫背改善、呼吸改善に繋がります。
という訳で今回は胸骨筋筋膜の筋膜リリースをお伝えしていきます。
やり方は、椅子に座り軽く胸を張り頭部を後方へ引きます。
胸骨の左側の外側縁のアプローチを例に取ると
左側の腕を外側に回旋させ手のひらを外側に向けます。
次に、右側の手のひらの付根(手根)を
左側の胸骨の外側縁の下側に接触します。
そして、軽く圧を掛けつつ皮膚の上を上方へゆっくりスライドさせます。
鎖骨の内端まで上行したらストップです。
以上を3回~5回程度、繰り返します。
反対側も同じステップで行ってください。
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小杉