2024/07/23(火)
アナトミー・トレイン SFL 胸鎖乳突筋筋膜、筋膜リリース -首こり、頭痛、目の痛み改善-
カテゴリー:セルフケア, 眼精疲労, 筋膜リリース, 頭痛, 首、肩こり
こんにちは!
渋谷区初台、幡ヶ谷近郊で腰痛に特化!KOSカイロプラクティック
院長の小杉です。
今回はアナトミー・トレイン、SFLの
胸鎖乳突筋筋膜の筋膜リリースについて解説していきます。
SFLを胸骨筋から上へと辿ると
筋膜ラインは胸鎖乳突筋へと繋がります。
胸鎖乳突筋は胸骨の上端(胸骨柄)と鎖骨の内側(近位)から
側頭骨の乳様突起に掛けて付着する筋肉で
イメージとしては首の前側を斜めに走行する筋肉です。
この胸鎖乳突筋および胸鎖乳突筋筋膜は短縮固着しやすく
胸鎖乳突筋筋膜の短縮固着に伴う頚椎の歪みは
ストレートネック或いは頚椎の正常カーブの逆転、プロトラクションです。
そしてこの時に頭部は前方移動します。
胸鎖乳突筋筋膜の短縮固着により起こる症状は
首こり、首の痛み、頭痛、目の痛みなどです。
頭痛と目の痛みは、胸鎖乳突筋のこりの芯、トリガーポイントが飛ばす関連痛です。
胸鎖乳突筋のトリガーポイントの関連痛域は
側頭部、前頭部、目の周り、目の奥です。
そこで胸鎖乳突筋のトリガーポイントや
胸鎖乳突筋筋膜の短縮固着をリリースする事によって
これらの症状改善に繋がります。
胸鎖乳突筋のトリガーポイントリリースでは
胸鎖乳突筋を摘まみながら筋肉の内部にあるトリガーポイントをリリースしていきますが
これについては以前ブログでお伝えしましたので省略します。
胸鎖乳突筋筋膜の筋膜リリースでは浅層の筋膜を
首の周りを後に回り込むように後方にリリースしていきます。
では実際のやり方を左側を例に取って解説していきます。
まず、椅子に座り、顎を引く形で頭部を軽く後方に引きます。
次に、左側の手のひら(手掌)を首の左側の斜め前の胸鎖乳突筋筋膜に接触します。
そして、軽く圧を掛けつつ皮膚のたるみを後方に取ります。
その後、手のひらの位置は変えずに軽く圧を掛けたまま
首をゆっくり右に回旋させます。
こうする事で相対的に手のひらが皮膚の上を後方へゆっくりスライドする事になります。
首を右回旋してストップしたら手を放して首を元の位置に戻します。
以上を3回~5回程度、繰り返します。
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小杉