2024/06/01(土)
アナトミー・トレイン SFL 大腿直筋筋膜、筋膜リリース -膝痛改善-
こんにちは!
渋谷区初台、幡ヶ谷近郊で腰痛に特化!KOSカイロプラクティック
院長の小杉です。
今回はアナトミー・トレイン、SFLの
大腿直筋筋膜の筋膜リリースのやり方を解説していきます。
SFLを長趾伸筋、前脛骨筋から上へ辿ると
筋膜ラインは大腿四頭筋へと繋がります。
大腿四頭筋は、ふとももの前側の筋肉で
4つの筋肉の総称ですが
この4つの筋肉の中で厳密にSFLに含まれるのは大腿直筋のみです。
大腿直筋は膝と股関節の2つの関節をまたぎ
機能としては、膝を曲げる動き(膝関節屈曲)、股関節を曲げる動き(股関節屈曲)をします。
例えば、椅子に座っている状態では
大腿直筋の膝付近は伸びており、股関節付近は縮んでいます。
大腿直筋は股関節付近が縮みやすくなります。
つまり筋膜も縮んでいます。短縮固着です。
この大腿直筋の股関節付近の筋肉、筋膜の短縮によって
膝付近の前側が引っ張られる事となります。
この事によって膝痛が起こりやすくなります。
以上の理由で大腿直筋筋膜の股関節付近を筋膜リリースする事で
膝痛改善に有効となります。
という訳でこれから大腿直筋筋膜の筋膜リリースのやり方をお伝えしていきますが
一番、アプローチしたい場所は大腿直筋の付着部位(起始)なのですが
セルフケアとして行うには触診が難しいので
今回は大腿直筋筋膜の鼠径部に近い場所をアプローチしていきます。
それでは大腿直筋筋膜の筋膜リリースのやり方を解説していきます。
まず椅子に座り、アプローチ側の太ももの前側で、鼠径部側に
アプローチ側の手のひら(手掌)を置きます。
そして皮膚越しに垂直に軽く圧を掛けながら
膝側に向かって筋肉の上で皮膚を軽くスライドさせます。
その力を掛け続けながら
大腿直筋の筋繊維に対して垂直に横切るように
筋肉の上で皮膚と皮下組織をスライドさせるように動かします。
このまま30秒、動かし続けます。
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小杉