2023/09/25(月)
アナトミー・トレイン SBL 後頭下筋群、筋膜リリース -眼精疲労、緊張型頭痛改善-
カテゴリー:セルフケア, 整体, 眼精疲労, 筋膜リリース, 頭痛
こんにちは!
渋谷区初台、幡ヶ谷近郊で腰痛に特化!KOSカイロプラクティック
院長の小杉です。
今回はアナトミー・トレイン、SBLの
後頭下筋群の筋膜リリースについて解説していきます。
後頭下筋群は後頭部と首の境目辺りにある複数の筋肉の総称です。
そして後頭下筋群の短縮固着は
他のSBL全体に影響を及ぼし
アンバランスな短縮固着および伸長固着を誘発させます。
また後頭下筋群は脊柱に付着する棘筋や
眼球を動かす筋肉と
構造的にも機能的にも繋がりがある為
椎間関節の歪みや可動性低下
疲れ目、眼精疲労の原因ともなります。
加えて、後頭下筋群の短縮固着の
より局所的な収縮、トリガーポイントは
頭部に痛みを飛ばします。
これを関連痛と呼びますが
後頭下筋群の関連痛は目から側頭部、後頭部に広がる頭痛です
このような頭痛を緊張型頭痛と言います。
以上の事から後頭下筋群のリリースは
これらの症状改善とSBL全体のリリースに繋がります。
そこで今回は後頭下筋群の筋膜リリースをお伝えします。
後頭下筋群のように深部の筋肉、筋膜は
皮膚越しに圧を掛ける手法ではリリースしにくいので
この場合、リリース対象の筋肉、筋膜が横断している関節を動かす事で
リリースしやすくなります。
では、やり方を左側の後頭下筋群を例に取り解説していきます。
まず座位で骨盤を立てて背骨は真っすぐに立てます。
頭の重さを掛ける形で頭部を右に倒し(右側屈)
その後、頭部を45°右に回旋させます。
右斜め下を向く形です。
次に右手、人差し指を顎の下、左側に引っ掛けて
左手の手のひらの根元(手根)を後頭部下部(後頭骨下縁)の左側に接触します。
右手、人差し指で顎を持ち上げ
次に左手、手根で後頭骨下縁を持ち上げます。
この動きを交互に行い、30秒続けます。
左右を入れ替えて反対側も同様の手順でリリースを行います。
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小杉