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2022/10/19(水)

カイロプラクティック理論 -ディスアファレンテーション理論とゲートコントロール-

カテゴリー:カイロプラクティック, その他、筋肉関節の症状, その他、筋肉関節以外の症状

 

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こんにちは!

渋谷区初台、幡ヶ谷近郊で腰痛に特化!KOSカイロプラクティック

院長の小杉です。

 

今回のカイロプラクティック理論のお話は

ディスアファレンテーション理論です。

この理論の要点は、脊椎関節の動きの低下、可動性低下が起こると

一部の感覚神経の神経伝達が滞り

様々な不具合が引き起こされるという事です。

では深掘りしながら解説していきましょう。

まず、脊椎関節の可動性低下は

フィクセーションとMJDによって起こります。

この2つについては前回、解説していますので省略します。

簡単に言うと関節のブロックと筋肉のブロック

によって起こる可動性低下です。

この可動性低下によって滞る神経伝達が

固有覚、プロプリオセプションです。

これは身体の立体感覚と考えてください。

そのセンサーがプロプリオセプターです。

脊椎関節の関節包に密集しています。

そしてプロプリオセプションは感覚神経を通る電気信号によって

小脳へと伝えられます。

脳へ向かう電気信号を流す神経を

求心性神経といいます。

そして脊椎関節の可動性低下が起こると

このプロプリオセプションの信号量が低下します。

ディスアファレンテーションとは

求心性神経の入力不全の事なのです。

さて、求心性神経を通る電気信号には

痛みのセンサー、知覚終末から入力された痛みの刺激(侵害刺激)を

脳に伝える信号もあります。

そして脳で痛みに変換されて「痛い」と感じる訳ですが

プロプリオセプションと痛みの信号は

脊髄にあるゲートでプロプリオセプションの方が優先的に脳へ流されます。

つまりプロプリオセプションの信号量が低下すると

脳へ送られる痛みの信号量が増えて

痛みを感じ易くなります。

そしてプロプリオセプションの信号量の低下は

脊椎関節の可動性低下によって起こるので

カイロプラクティックによる脊椎関節の可動性低下のリリースが有効で

痛みの感受性を正常化する事が出来ます。

このように脊髄にあるゲートをコントロールして

痛みの大きさをコントロールする事を

ゲートコントロールといいます。

 

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